「うつ」の状態というのは本当に苦しいものです。

  • 悲観的なことしか頭に浮かんでこない
  • 自分のダメさばかり気になる
  • 何をしても楽しい気分になれない
  • 全然やる気がでない
  • 焦りばかりがつのっていく
  • どうしても目の前のことに集中できない
  • 朝に大きく気分が落ち込む
  • 眠れない、眠りが浅い、寝付きが悪い
  • 食欲がわかない、味がよくわからない
  • 頭痛や耳鳴りがずっと続く
  • 性欲がほとんどなくなってしまった

こんなことが続いていたら
ご自身の感覚としては、この上なく辛いはず。

だけれど、経験したことのない人には
なかなか分かってもらえないのが辛いところですよね。

それだけならまだしも、
これだけ情報が広まった世の中なのに、
いまだにうつの人に対して
「甘えているだけ。」「気の持ちよう。」
「昔はそんなものなかった。」「気合が足りない。」
「心の風邪なんだからそのうち治る。」などの
差別的な発言をする方すらいます。

私もうつの経験者としてそういった妄言を聞くと
いまだに「ふざけるな。何を知っているんだ」と思います。

そもそもうつになる人は弱くなんかありません。
大変なことに耐えられる強さがあるからこそ、
がんばってしまって限界を迎えてしまうのです。

だから、もしもあなたが現在うつに苦しんでいるのなら、
うつから回復して、本来の力を発揮できるようになったときには
もっと大きな幸せを掴めるようになっているはずです。

私は、なんとか今の苦しさから楽になりたい、
今の状態から抜け出したというあなたを
ベストを尽くして支援します。

カウンセリングへの不安や疑いもありますよね

カウンセリングを受けてもどうせ自分は変わらない。
なんだか胡散臭いし。
そんなお気持ちもあるかもしれません。

そう思われるのも無理はないと思います。
希望をもってカウンセリングを受けて効果がなかったら
裏切られたような気持ちにもなるし、
がっかりもするし、もしかしたら絶望的に
なってしまうかもしれません。

それにお金も決して安くはないですから、
損したくないというのは恥ずかしいことではないです。

だから、心理カウンセリングなごやかでは
返金保証を設けています。

もしも一度カウンセリングを受けてみて
合わない、全く意味がなかったなどと思われたら
全額カウンセリング料金をご返金します。

カウンセリングはカウンセラーとの相性も
重要な要素です。
もちろん私の力不足な場合もあるでしょう。

そんなときはカウンセリング終了時に
お気軽に申し出てください。
ご返金したお金で別のカウンセラーさんの
カウンセリングを受けて、良い結果が得られれば
それが一番ですから。

うつのカウンセリングのポイント

うつのカウンセリングではだいたい6回~8回程度で
だいぶ楽になったとのご感想をいただくことが多いです。

うつのカウンセリングについては大きく3つのポイントを
特に大事にしてします。
こうしたポイントが押さえられていないと、
効果が上がらなかったり時間がかかったりすると考えています。

自責をゆるめる

うつの方は自分に厳しい方が多いです。
頭の中でことあるごとに自分に対して

「このままじゃダメだ。」
「もっとがんばらないといけない。」
「自分はクズ人間だ。」
「みんな自分が悪い。」

程度の差や細かい言い回しはあるかもしれませんが、
似たような言葉がぐるぐるしていないでしょうか。

こうした過剰な自責が多いと
うつに関してもよくなってきているのに
「これくらいじゃ良くなったなんて言えない。」など
厳しく見てしまいます。

こうした自責は自分で自分を傷つける行為です。
せっかく傷口がふさがってきているのに
そこをまた切りつけるようなものですから
回復がなかなか進みません。

心理カウンセリングなごやかでは
うつに対するアプローチでは最優先で
この自責への対応を行っています。

心の中のコミュニケーションの改善

物事を白か黒か、0点か100点かでとらえてしまう。

完璧でないと気が済まない。心配になる。

〇〇しないといけない。〇〇するべき。

こうした極端な物事のとらえ方をゆるめていくには
書き出して客観的に見るなど、様々な方法がありますが、
心理カウンセリングなごやかではコミュニケーションを
通じたアプローチを主に行っています。

さて、ここで問題です。
あなたが普段一番コミュニケーションをしている相手は
誰だと思いますか?

それは自分自身です。

自分の頭の中の独り言のことをセルフトークと言いますが、
人間は一日のうちにこのセルフトークを数万回はしていると
言われています。

特にうつの方は自責も含めて自分に過剰に厳しい
セルフトークの割合が多いです。

激しい自責への対応を和らげつつ、
折を見てこの厳しいセルフトークに対応をしていきます。

その中身は様々。
厳しい言葉に対して怒りをぶつけて対抗したり、
理屈で論破したり、からかってあしらったり。

そんな中で自分の心の中に取り残された子どもの部分と
触れ合えそうならば、優しい言葉や励まし、
その存在を認める言葉などを通じて
心の栄養補給をすることも大事なところ。

最初は声に出すことすら抵抗があったりします。
そんな場合はこちらが代弁することからはじめて
徐々に自分の気持ちを言葉にできるように
サポートしていきます。

自律神経系の立て直し

近年注目されているのが自律神経系に対する
アプローチです。

ものすごく簡単に言ってしまうと、
余計な興奮を静めたり、フリーズ状態から抜け出していくことで
人間が本来持っている理性や客観性を取り戻していくための手法です。

人間はだれでも 自律神経系の
「覚醒・緊張状態」と「休息状態」 を繰り返しています。

ところが、ストレスなどによって、
「覚醒・緊張状態」「休息・(虚脱)状態」のどちらかの
スイッチが入りっぱなしになってしまったり、
激しく言ったり来たりの繰り返しになってしまったりの
状態になってしまうことがあります。

(うつの一番ひどいときの状態は 「休息・(虚脱)状態」 から
抜けられなくなっている状態です。)

この状態のままでは会話や言葉を主とした
カウンセリングは機能しません。

コミュニケーションができる神経の状態に
なっていないからです。

そこで私のカウンセリングではこの自律神経に関わる
エクササイズを通して脳が元通りに働くような
アプローチも大事にしています。


こうした自律神経系のアプローチと
コミュニケーションを通じたアプローチを併用することで、
うつからより早く確実に回復できるような
カウンセリングを提供しています。